施工方法

施工に必要なもの

●基本の道具/材料

巻き尺/各種ドライバー/水平器/水糸/のこぎり/バール/セメント/砂/砂利

●土中埋設

複式ショベル/ブロックや板/ハンマーなど

●コンクリート・ブロック上施工

ハンマードリル/差筋アンカーなど

土中埋設で施工する場合

  1. ポスト設置位置に穴を掘ります。水糸を使い穴の位置はなるべく正確に掘って下さい。
    穴はポストの2倍程度の大きさで、深さは埋設する長さより5cm程度深く掘ります。
  2. 穴に砂利を入れて突き固めます。必要に応じてモルタルやコンクリートをポスト底の高さまで入れて固めます。
    この時点でレベル(ポストの高さ・水平)を調整すると後の施工が楽になります。
  3. ポストを差し込み、位置を調整しながら周りに土またはモルタルを入れて埋め戻していきます。
    ※背が低く風圧を受けにくいフェンスのみ土での埋め戻しに対応します。
    強度に不安がある状況の場合は必ずモルタルを使用して下さい。
  4. 下のレールを取り付けて水平・垂直を確認しながらポストを一本一本固定していきます。
  5. 上のレールやピケットなどを順に取り付けます。
  6. キャップの耳に少量の接着剤を付けて取り付けます。
  7. 水拭き清掃して完了です。

傾斜地や、カーブした土地にも対応可能です。

図面

土中埋設で施工する場合

※コンクリートやブロック上の施工は背が低く風圧を受けにくいフェンスのみ可能です。

  1. ポスト設置位置にハンマードリルを使ってアンカー設置用の穴を2~3か所開けます。
    ブロックをこれから設置する場合は、必要な間隔で鉄筋を2〜3本立てておきます。
  2. 差筋アンカーを穴に差し込み取り付けます。
  3. ポストをアンカーを隠すようにはめ込みます。
  4. レールやピケットを組み立てます。レールはモルタルが入らないように端をテープでふさいで下さい。
  5. ポスト上部よりスコップなどでモルタルを詰めていきます。水平垂直を確認しながら作業を進めます。
  6. キャップの耳に少量の接着剤を付けて取り付けます。
  7. 水拭き清掃して完了です。